IAC国際アンケート回答のご依頼

投稿者: | 2020年5月2日

公益社団法人日本臨床細胞学会
会員 各位

会員の皆様におかれましては、新型コロナウィルス感染拡大のなか、大変ご多忙のことと拝察いたします。

さて、本学会と日本肺癌学会では合同ワーキンググループ「肺癌細胞診の診断判定基準の見直しワーキンググループ」を組織し
活動しております。
本ワーキンググループは呼吸器細胞診における新たな4段階の判定基準を提案し、それに基づく診断の検討を他施設の標本を用いて行い、その結果は原著論文としてActa Cytologicaにacceptされました
(Cytology reporting system for lung cancer from Japan Lung Cancer Society and Japanese Society of Clinical Cytology: An interobserver reproducibility study and risk of malignancy evaluation on cytology specimens)。

そして現在は、IAC(国際細胞学会), EFCS(欧州細胞学会)、JSCC(日本臨床細胞学会)、米国パパニコロウ協会、IASLC(世界肺癌学会)のメンバーが中心となって、国際的なSteering Committeeを組織し、呼吸器細胞診の国際基準作成作業を進めています。

その一環として国際アンケートを行うことになりました。
つきましては、日本臨床細胞学会の皆様にも是非アンケートにご協力をお願いいたします。

IACのホームページの下記URLからアンケートにお進みください。

https://www.cytology-iac.org/component/content/article?id=721

なお、参考として下記URLにアンケートの日本語訳を掲載いたしましたので
ご参照ください。

http://jscc.or.jp/news/cat01/lung-reporting-cytopathology-international-survey/

本ワーキンググループとしてはQ31、Q35、Q38、Q79を特に強く日本から発信したいと思います。
回答例(3パターン)を参考にしていただけますと幸いです。

公益社団法人日本臨床細胞学会
理事長 佐藤 之俊